
「・・・イリヤに任せて大丈夫かしら」
「しょうがないだろ。
もうセイバーは俺たちとは話もしてくれないんだ。
ひきこもりとはまず信頼関係を築かなくちゃいけない。
お前が買って来たHOW TO本にもそう書いてたし。
早すぎたんだよ俺たち」
「セイバー!調子はどう?
趣味に生きるのもいいんじゃない?
セイバー昔は頑張ったんだからさ」
「イ、イリヤスフィール・・・
わたしを笑いに来たのですか?・・・
わ、笑われてもしかたありませんが、うう・・・
なぜこの時代に残ってしまったのでしょうか。自分がうらめしい」
「ケンチャナヨw
今日はあなたを笑いに来たんじゃないのよ。
ふふふ、いい物を持ってきたの!」
「こ、これは・・・コミケカタログ?」
「そ。セイバー、あなた同人ゲームを作ってみない?」
「・・・は?」
「だーかーらー、あなたの望む世界を作るのよ」
聖杯の力を借りて作る世界は他人を不幸にする。
だから脳内でそれを補完するのよ」
「いや、わたしはそんなの作ったことなんて」
「資料はここにあるわ。
あなたは自分の望んだ世界をテキストにするだけ。
あとはリゼたちがなんとかしてくれるわよ」
「あの二人・・・メイド以外にそんなことまで」
「ホムンクルスは万能なのよ。
それじゃあね〜」
「・・・返事をする前にいなくなってしまった。
資料といっても何の資料・・・
「こ、これは・・・!?
『ブリジットくん戦記』『ブリ受け』『ブリジットの日記』・・・
まさか中身は・・・やっぱりやおい本ですか・・・・!
あの娘は何を考えてるのですか・・・!」
・
・
「なにやってるのセイバー?」
「イ、イリヤスフィール!?いやこれは別に」
「隠さない隠さないって・・・」
「ごめんなさい!ああ、汚れたわたしを見ないで!!」
「って一週間も引きこもって世界中のショタ画像を集めるなんて何考えてるよ!」
「な、何をいうのです!あなたが持ってきた資料はそんなのばっかではないですか!」
「だから資料用って言ったでしょ!誰が引きこもってショタ画像集めろって言ったのよ!」
「で、ですから資料用に・・・」
「何このファイル・・・堕ちるとこまで堕ちたわねセイバー。
近所の子供たちの隠し撮り写真まではしるとは・・・」
「ぐはっ!みないでぇ!みないでぇ!」
「・・部屋が騒がしいな。大丈夫かイリヤのやつ?」
「イリヤだけが頼みの綱ね。セイバーの閉ざされた心を開けるのはあの子だけよ・・・」
「・・・気づいてしまったのです。
まだ足に毛が生えていない少年の美しさに。
あのカモシカのような足と少女と間違うかのような顔立ち。
あの天使のような顔で『「お姉ちゃん』とか言われたらわたしは・・・わたしはぁ・・・うう・・・」
(まさかここまで利くとは・・・おそるべしジャパンHENTAIカルチャー・・・)
「・・・イリヤスフィール。ところでものは相談なのですが・・・」
「な、なにその手つき?その顔?
ちょ、ちょっと、パ、パンツずらさないでぇ!いやぁああ!」
・
・
「む、無理やりわたしに半ズボンに着替えさせてポニーテールにしたとおもったら今度はそれかい・・・」
「いけませんイリヤスフィール。 一人称は『わたし』ではなく『ボク』と言いなさい」
「ボ、ボク・・・?」
「くっ!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
破壊力抜群です!
なんとなくキャスターがわたしにちょっかい出す理由がわかってしまいましたよ!」
「…そりゃおめでとう」
「イリヤスフィール!ちょっと待ってなさい今写真を撮りますから!」
「ちょ、やめてよ!こんな男装写真どうするつもり!」
「知れたこと!ネットのショタ愛好サークルにうpしてニヤニヤしながら感想を言い合うのです!」
「いやああ!お助けをぉおお!」
「泣こうがわめこうが助けなどこないのですよ!
半ズボンが終わったら次は新○組に執事にブリジットくんの衣装にサッカーのユニフォーム。
(わたしの)お望みとあらばも学ランもありますよ!」
・
・
「どうしたイリヤ!?」
「汚された・・・汚されちゃったよぉ・・・」
「一体何が起きたんだ」
「(息を荒くして)ハァーハァー、イリヤスフィール。
今日はこの辺で勘弁してあげます。 次は本気で行きますよ。ふふふ」
・
・
「話はすべて聞かせてもらいました」
「お、おかえり・・・」
「まったく、英霊ともあろうものがヒッキーだのと情けない。
仮にもわたしに勝ったことがあるサーヴァントが堕ちるところまで堕ちるとは・・・」
「あ、あんまり手荒なことはしないでくれ」
「士郎。あなたは優しすぎる。
ヒッキーなど力づくでたたき出すくらいがちょうどいいのです!(こんこん)
セイバー!入りますよ!」

「セ、セイバー・・・その衣装は?」
「あ、あの・・・こ、これはその・・・
なんとか仕事をしようとおもってネットにわたしの写真を買ってくれるという人がいるからセルフ撮影を・・・」
(くっ!そのフルリの付いたゴスロリ衣装と恥ずかしがった赤面困り顔のダブルコンボとは)
「だ、大丈夫ですかライダー・・・足元が(おろおろ)」
「いえ、なんでもありません。セイバーさすが我がライバル。
このような心理戦で来るとは・・・出直してきます」
「・・・やはりライダーのように外で働いているとストレスで頭がおかしくなってしまうのですね・・・オソロシス。
しかしヒッキーから卒業しなくては。でも、外は怖い・・・わたしはどうすれば」
「どうだった?」
「士郎。事は簡単ではありません。十分時間をかけて当たるべきです。でわ」
「・・・なんでライダー鼻血出してたのかしら?」
・
・
12枚をまとめ買いで5000円で買います。であー・・・と。
打ち込み終わり。
ふふ、セイバーがわたしの送ってくれた衣装を着てくれるなんてねw
実は服を送りつけたり写真を買っているのがわたしとも知らずに、お・ば・か・さん。
だがそれが(・∀・)イイ !
ああ、セイバー可愛いわん☆ハァハァ(;´Д`)・・・」
「キャスター帰ったぞ」
「はぁーい☆お帰りなさいませー。 ご飯にします。それともお風呂にします?」
「お前をいただこう」
「まぁ・・・」
「イリヤのせいでショタ&やおいに目覚めてしまったセイバー。
先の見えぬニートに未来はあるのか?
次回に続く!
「って続くの?」
続きがあったら→
衛宮士郎
セイバー
遠坂凛
イリア
ライダー
キャスター
葛城総一郎